寝付けない夜に…
台風が過ぎ天候も不安定ですが、変わらず暑い日が続きますね。
夜も寝苦しく、中々寝付けない、暑くて途中で目が覚めてしまう、朝起きても寝た気がしない、等々、睡眠に困っている方も多いのではないでしょうか。
睡眠は人にとってとても重要な要素だといわれています。
色々な役割がある睡眠ですが、特に重要なのが
・免疫機能
かと思います。
人は寝ている間に免疫機能が活発になり、体内に侵入した外敵を攻撃して倒す、傷ついた組織を修復する、といったことにエネルギーが使われます。
細菌やウイルスに侵されたとき、基本的には最後は自己免疫力で回復させます。なので、体調が悪い時は睡眠をとってゆっくりと体を休めることが何よりも重要。
その他、体内には日々情報が間違ってできた細胞(これががん細胞となります)が出来ていくのですが、これらを掃除するという時間にも充てられます。
ですので、可能な限り質のいい睡眠をとりたいですよね。
では、何故寝付けないのか…それは交感神経が優位になっているというのが主な原因。
人は、自律神経という意識しないで身体のバランスを取ってくれる神経があり、交感神経と副交感神経の二つが存在しています。そしてそのどちらか一方が優位に動くことで、色んなバランスを保ってくれています。
交感神経は主に活発に活動するためのもの、副交感神経は主に体を休めるためのものとみて良いかと思います。
なので、夜寝るときは副交感神経が優位に動くことで眠れるのですが、何かの要因で交感神経が優位に動いていると、眠れなくなってしまいます。
暑いという状況も、実は交感神経を優位にさせてしまっている可能性があります。
それでは、副交感神経を優位にする方法は…?
”眠いれない!どうしよう…”と考えてしまうと、頭は焦り=緊急事態といった感じでとらえて活動的になってしまいますので、より交感神経優位=眠れない状況になってしまいます。
なので、例えばお風呂に入って深部体温(内臓の体温)を上げると、お風呂から上がって深部体温が下がるときに眠気を催すといった効果を利用する等、自然と副交感神経を優位にする方法を知っておくといいかと思います。
(ここについてはまた情報発信していきたいと思います)
また、どうしても眠れないときの注意点として、ずっと布団の中にいない、ということも言われています。
眠れない状態のまま布団の中にいると、頭は布団=眠れない場所と記憶してしまいます。
その為、眠くなってから布団に入る、という習慣がベストです。
なので、布団の中に入ってスマートフォンを見たりするのは可能な限り避けた方が良いです。
目を閉じて外からの情報を遮断するだけでも体は休まりますので、少し眠いと感じたら、布団に入って横になり、目をつむる、そんなことを心掛けてみてください。
そしてもちろん、ストレスが掛かっている状態では常に交感神経が優位になっている可能性も。そうすると眠れなくなってしまいます。
そんな時は、是非誰かに相談したりお話を聴いてもらったりして、ストレスを軽減させてみてください。
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