こころの休憩場所

疲れた心を休ませ少しでも今より上向きになれるお部屋

ストレスとの向き合い方


生活をしていると、色んなストレスの中で日々暮らしているということに気が付かされます。

仕事、勉強、人間関係、等々。

実は、人は嫌な出来事だけでなくて、良いことにでもストレスを感じています。

例えば結婚や昇進といった嬉しい出来事でも、ストレスを感じています。

これはどういうことなのでしょうか?

 

 

ストレスは人生のスパイスである」という言葉を残した博士がいました。

すなわち、「ストレス」というもの自体は、実は私たちにとって悪影響となるものではなく、むしろ人を活動的にして生き生きとさせてくれるものなんです。

ストレスが0の状態、全く持ってストレスフリーな状態を作り出したとしましょう(現実的にはこれは中々不可能なのですが…)。

完全ストレスフリーな状態で人はどうなるか…この状態では人は無気力、やる気が全くでない状態となるといわれています。

人は、「適度な」ストレスがあるからこそ、やる気が出て前向きに生き生きとしていかれるのです。

 

 

但し…重要なのは「適度な」というところ。この適度なストレスを「快ストレス」と呼びますが、この「適度」さは人によって異なります。なので、他人が平気でも自分にはきつい、ということはあって当然なんです。そして、身の回りのストレスをこの「快ストレス」程度に維持できれば日々生き生きと生活していかれることが出来ます。

しかし、この「適度さ」を超えると「過剰な/過度な」ストレスが掛かると、やる気やパフォーマンスが一気に下がります。

なので、もし最近やる気が出ない、パフォーマンスが落ちた、前向きに考えられないといった自分に気が付いたら…それは、「過剰な/過度な」ストレスが掛かっている可能性があります。まずはそこに気が付くことがとても大切です。

 

 

では、そんな時にはどうすればいいのか…

その「過剰」となっているストレスを「適度な」ストレス、快ストレスにすることが出来ればいいのですが、中々そうもいかない、一度疲れてしまったらその元気すらない…

そんな時は、

 

①逃げる

一旦その場から自分を離れさせてあげる、すなわち「逃げる」という選択肢も実は有効です。日本人は「逃げてはいけない」という考えを固持しがちですが、そんなことはありません。もし一旦その場から距離を置ける状況にあるのであれば、「逃げるが勝ち」。そして自分をゆっくりと休めさせてあげましょう。夏休み明けに学校に行きたくない、そんな学生さんも、正直無理に行かなくていい。それは「過剰な/過度な」ストレスが掛かっているというサインなので、そこに気が付いただけでOK!あとは自分を安全な場所に置くことを考えましょう。

 

②相談する

例えば仕事などでその場から距離を置くことが出来ない状況も往々にしてあります。そんな時は是非、信頼できる周りの人や話を聴く専門家などを頼りましょう。過度なストレスを快ストレスにすることを「ストレスコーピング」といいます。人に話すことで色んな気づきがあったり整理が出来て、ストレス度合いを和らげることが出来ることもあります。

 

是非、一人で悩まずに周りの人や専門家を頼りましょう。

 


 

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